2012年9月7日金曜日

Linkstation’s Data Salvage via Wubi

D2700DCにLinkstationで使っていたHDDを取り付けて、NASとして運用することにした。LinkstationはI/FこそGbEだったが、実際はUSB2.0+α程度のthroughputしか出なかったのでD2700DCを使う意味もあるだろう。

Windowsのライセンスが余っているので最初はWindowsをインストールしたのだが、単なるNASとして使うためにわざわざクソ高いWindowsを使うのは勿体無いだろうと考え直し、久しぶりにLinuxを使うことにした。Sambaが動くこと以上のことは求めないのでどのdistributionでも構わない。要は動くこと、だ。

しかし何故かここで躓いた。理由はおそらくD2700DCのBIOS。SATAの設定が中途半端に高機能なので、LinuxのinstallerがHDDを認識できなかった模様。ubuntu、kubuntuともNG。軽く検索したらubuntuは問題なくインストールできたという人がいたので、BIOSのバージョンによっても挙動が違うのかも知れない。

とにかくLinkstationで使っていたデータをサルベージすることを第一優先に変更。NTFSのHDDにコピーできれば、後は何とでもなる。と言うことで実行した手順は下記。
  1. 空いているHDDとLinkstationで使っていたHDDを繋いで、空いているHDDの方にWindowsをインストール。ライセンス認証はSkip。
  2. NICが使えるようになったら、Wubiをダウンロードしてubuntuをインストール。
  3. ubuntuを起動して、LinkstationのHDDを手動でmountしデータをどこか十分な容量のあるstorageにコピー。完了。
ubuntuが動いているのでこれでも良いと言えば良いのだが、Windowsを一段かましているのがスマートじゃない。さて、他のLinux distributionを試してみるか…。